結婚や子供を考え始めると、自分の健康や将来のライフプランについて改めて見直す機会が増えますよね。
そんな中で注目されているのが「ブライダルチェック」という検査です。
ブライダルチェックは、自分やパートナーの体の状態を確認し、将来の妊娠・出産に備えるための検査です。
「何となく気になっているけど、実際に受けるとどんなことがわかるんだろう」という方も多いのではないでしょうか?
私たちは実際に受けてよかったと感じています(ちょっと高かったけど…)
この記事では、結婚4年目 20代の私たち夫婦が実際にブライダルチェックを受けた体験談をもとに、検査の流れや感じたこと、メリット・デメリットをお伝えします。
ブライダルチェックを受けた理由
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結婚4年目の20代夫婦
アラサー
私がブライダルチェックを受けようと思ったのは、将来のために今の健康状態を知っておきたかったから
- 本当に子どもが欲しいときに授かれる体なのか?
夫と私、共に問題はないのか - 卵子凍結や不妊治療などが必要となる可能性があるか?
詳しく言うと…
夫がキャリアアップのために海外の会社への転職を考えていて、私たちの生活もこれから大きく変わりそう
もし今子どもを授かると、出産前後で1年以上は自由に動けなくなるし…
だから、日本で産むべきか、それとも海外移住後に向こうで産むべきか、どちらがベストなのかをしっかり考えたいと思いました!
そのためには、まず「本当に子どもが欲しいときに授かれる体なのか」を知ることが大事
これを確認しておけば、これからの選択肢が広がるし、安心して次のステップに進めると思ったんです
検査を受けた感想
受けてよかった!
結果もそうだけど、今まで気にしてなかった「妊娠」に関心を持つようになった
学校の保健の授業の知識で止まっているから、改めて学ぶいい機会になった
卵子は赤ちゃんの時に一生分作られて、排卵する度に減っていく(ニュアンス) とか
あと、生理周期の期間が短いなんて考えたこともなかった
生理周期が短い = 卵子が減っていくペースが早い
メリット
- 体の状態を把握できる
子宮や卵子・卵巣の状態、精子の状態など、健康診断ではわからないことがわかる! - 妊娠について、2人で考えるきっかけとなる
結果を元に、今後について話し合うことができた - 排卵が予想される日を教えてもらえる
デメリット
- 費用がかかる
私たちは2人で27,000円
保険適用外、医療費控除の対象外 - 検査結果は完全ではない
すべてを網羅的に診断できるわけではない
ブライダルチェックは参考程度くらいに思っとく
不妊治療の時により詳しく検査することになって、そこで初めて問題があることがわかることもあるらしい
選んだ病院
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結婚4年目の20代夫婦
ほぼアラサー
私たちは札幌の「金山生殖医療クリニック」でブライダルチェックを受けました
2人で27,000円でした
- 夫婦2人で受けられる
- 検査項目 性病以外にあるか
札幌は意外と、夫婦2人で受けることができる病院が限られているように感じました
女性はあるけど、男性ない
また、検査項目も決め手です!
性病について心配はなかったので、それ以外の検査ができるかどうか
特に「AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査」があるというのが良い点でした
要するに、卵巣年齢を測る検査らしい
不妊治療の必要性などがわかります
「抗精子抗体」や「超音波検査」はあるけど、「AMH」がない病院が多い印象
なので、こちらの病院を選びました!
実際に受けた検査は以下の通りです
ブライダルチェック基本セット
AMH、クラミジアIgG・IgA(抗体検査)、クラミジア・淋菌PCR(抗原検査)、抗精子抗体、超音波検査
https://www.kaneyama-clinic.jp/bridal/
22,000円(税込)(初診料・結果時再診料込み)
夫は精液検査を受けました
男性側の検査はシンプル
病院に関する不満を1つあげるとしたら、検査結果を聞きに行った時、完全予約制なのに1時間以上待ったことです
予約の意味!
事前準備
予約制だったので、Webから予約をしました
休日に検査をしたかったので、あまり空きがなく…
2週間後の予約が取れました
男性側はなぜかWeb予約対象外だったので、電話で同じ時間に予約を取りました
サイトには特に注意事項が書いていなかったのですが、一般的にはこちらを注意した方が良さそうでした
- 生理周期を把握しておく
- 生理中は避ける
- 禁欲期間は2-3日ほど設ける
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検査の日を
排卵日の前にするとより良さそう!
超音波検査の時に卵子が映るみたい
私は排卵後だったので空っぽだった
実際の体験談
検査と結果を聞くため、2回の来院が必要
男性分は、1回目:電話、2回目:Web で予約
日や時間帯によって、予約しても待ちが発生する
検査の流れ
土曜日の午前中に予約
約50分ほどで終わりました
・採血+婦人科のイスで検査、精液検査
当日は、まず受付で問診票を記入し、番号で呼ばれるのを待ちます
待合室は落ち着いた雰囲気で、あまり顔が見えないようになっており感心しました
夫の他にも、男性の方が数名いらっしゃいました
2人掛けのイスがあるので、夫婦はそこに固まってました
最初に私が採血をすることになり別室へ移動
採血室の順番が来るまで待っている間、夫は採精室に案内されました
しばらくして順番が来て、無事に採血が終了
健康診断の時みたいな感じで、だた血を取るだけ
これで色んなことがわかるなんて不思議
その後、再び待合室で少し待つことに
夫の方が先に終わってました
次に、超音波検査とおりものの検査をしました
別の診察室に呼ばれ、婦人科にある強制股開きイスに座って検査を受けました
何回座っても嫌。カーテンがあるので多少の配慮はあります
超音波検査は、勝手にお腹の上からやるのだと思ってましたが、子宮ぐりぐり型でした
女性の方が検査してくれて、やってる最中に何か話していたけど、聞き取れなかった
「問題なさそうですね~」みたいな感じのニュアンスだった
おりもの検査も同様にぐりぐりされるやつ
血が出るし、嫌ですよね
検査が終わった後はお会計へ
会計にはカードが使えます
先生とは会わずに終了です
検査結果は10日後に出るそう
貰った診察券を元に、Webから予約しました
結果を聞きに行く
平日の夕方17:30に予約
めっちゃ待ちました!
18:45くらいに諸々終わって帰れた
呼ばれるまで1時間以上かかって、びっくり
先生から結果を聞かなきゃなので、それだけ待ったんだと思います
通院する場合、予約しても時間が読めないとなると大変そう
ウォーターサーバーがあるので、水分補給は取れる
最初の受付の時に、「結果は2人同時に聞きますか?」と聞かれる
「はい」と言ったら、同意書を書かされました
あれは何用だったのかな?
夫の場合
まずは夫の結果から。問題なしでした!
精液検査では、こんなことがわかります
- 精子の数、濃度
- 精子の運動率
動いている精子の割合が高いほど、卵子にたどり着く可能性が高い - 精子の運動速度
速度が速いほど、精子が卵子に到達しやすい
A4の紙1枚で結果がもらえます
精子の写真が載っていて、それを見て夫は喜んでました(笑)
数値とグラフもあって、面白かったです
妻の場合
次に私の結果。問題なし
1つ懸念事項ありでした
検査でわかることは、以下の通り
- 感染症にかかってないか
- 子宮の病気にかかってないか
- 抗精子抗体(精子を殺しちゃう)の有無
- 卵巣内にどれだけ卵子の元が残っているか(卵巣年齢)
懸念事項は、「AMHが年齢にしては低い」ということ
これは、この病院で検査しなければわからなかったから、検査できてよかった
私の場合、生理周期が26日と一般の人よりも短いらしい
それによって、「卵子が放出されるスピードが速く、AMHが30-34歳の値になってるのでは」とのこと
ルナルナに生理日を登録していて、算出された平均生理周期の数字からそんなこと言われるとは
とりあえず、毎月登録しておいてよかった
あと、排卵日についても教えてもらえました
全く気にしてなかったけど、妊活するとなると大事になってくる
私の場合、「生理周期が26日なので、生理始まってから8-11日後に排卵日がくる」とのこと
参考になる!
排卵前に超音波検査をすれば、データ的なこと(生理周期から予想する)ではなく、より正確な排卵日がわかるそうです
まとめ
ブライダルチェックを受けてよかった!
私たちは検査結果を受けて、将来について話し合いをしました
そして、一旦妊活してみようとなりました
日本で産んで、今の会社で育休
そして育休明け働いて、転職して海外へ
こんなうまくいくかな
とりあえずその方向で前を向けるのはよかったです
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