夫婦で子どものことを考え始めたときに、「まずは体の状態を知っておこう」と思いブライダルチェックを受けました。
結果は特に問題なし。
先生からは「半年たっても妊娠しなかったらまた来てね」と言われていました。
それから半年のあいだ、基礎体温をつけたり、アプリで排卵日をチェックしたりしながら、自分なりに頑張ってみたものの結果は出ず…。
ちょうど半年がたったころ、あのときの先生の言葉を思い出して、再び病院へ行くことにしました。
そこで始まったのが、タイミング法。
通院を重ねながら3周期ほど続けてみたので、この記事ではその体験をまとめています。
検査や費用のこと、気持ちの変化など、リアルな記録として書いていこうと思います。
治療の流れとお金のこと
- 0周期検査のみ
自費診療ならここからでも、不妊治療をスタートできる
- 1周期月経時ホルモン検査、子宮鏡検査
タイミング法スタート!通院2回
- 2周期卵管造影検査、フーナーテスト、黄体ホルモン検査
通院3回
- 3周期タイミング指導のみ
通院1回

不妊治療では、カレンダーの1ヶ月ではなく
生理ごとに1周期とするみたいです。
検査
不妊治療を始める前に、まずは必要な検査を受けました。(自費)
ブライダルチェックをしていたので、そのときに含まれていなかった検査を追加で行う形です。
生理が来てすぐに通院しましたが、その周期は治療を開始できず、検査だけを行いました。
すぐに治療ができると思ったので、1ヶ月遅れるのか…と驚きました。
- ブライダルチェック:約22,000円
- 追加検査:約10,000円
次の周期から、いよいよタイミング法がスタートしました。
検査と治療の流れはこんな感じです。
- 【1周期】タイミング法:ホルモン検査(月経時)、子宮鏡検査
- 【2周期】タイミング法:卵管造影検査、フーナーテスト、ホルモン検査(高温期)
- 【3周期】タイミング法:検査なし
1周期目
いよいよタイミング法が始まりました。
この時は、2回通院しました。
タイミング指導と並行して、必要な検査を進めていく形。
月経時に採血、排卵日あたりに子宮鏡検査を行いました。
通院ペースがわからず、慣れないことばかりで緊張も大きかったです。
子宮鏡検査は少し痛かった…
- ホルモン検査:約3,200円
- 子宮鏡検査:約5,990円
2周期目
この周期は、通院の回数も3回と多めで少し慌ただしかったです。
4日後の通院が必要になったりとか、まだペースがつかめなかった。
生理終了時に卵管造影検査、排卵日辺りでフーナーテスト、高温期にホルモン検査を行いました。
卵管造影検査がめちゃめちゃ痛くて、印象に残ってます…。
タイミング法での検査はこれで全て終わり。
でも、何も問題が見つからず、そして次の生理も予定通りに来てモヤモヤ。
- 卵管造影検査:約7,500円
- フーナーテスト:約2,300円
- ホルモン検査:約1,800円
3周期目
前回で検査が完了し、タイミング指導だけ。
これまでの検査で問題がなかったこともあり、「そろそろ上手くいくんじゃない?」という気持ちで通院していました。
通院は排卵期に合わせて1回。
超音波で卵胞の大きさを見ながら、先生に「この日が良さそう」と指示をもらってタイミングを取りました。
- タイミング指導:約2,500円
続けてみて気づいたこと
タイミング法を3周期続けてみて、実際の通院の流れや、始める前に知っておくと安心だったポイントをまとめました。
通院は1周期に2〜3回ほど
私の場合、通院は1周期あたり2〜3回ほど
生理が始まるとその周期がスタートし、「生理◯日目に来てください」という指示が多め。
生理日を基準に動き、最初のうちは検査のタイミングもわからない合ったので、予定調整に少し慣れが必要でした。
費用は“1周期あたり数千円〜1万円前後”が目安
詳しい金額は前のパートでまとめましたが、
通院を続けてみて感じたのは、
**「1回あたりの金額は小さくても、月単位ではそこそこかかる」**ということ。
- 超音波検査
- 再診料
- 必要に応じて薬代
など、小さな支払いが積み重なり、
私は1周期あたり数千円〜1万円前後におさまることが多かったです。
検査がある場合は高くなりますが、タイミング指導のみの場合は比較的安かったです。
今の時点で約55,000円かかってます。
- 治療前検査:約32,000円(自費診療)
- 3周期合計:約23,000円
病院との相性は通いやすさに直結する
通院が続く不妊治療では、
予約のしやすさや医師の雰囲気、待ち時間が続けやすさに大きく影響します。
私が通っていた病院では、
- web予約ができる
- 女性医師
- 待ち時間は30〜60分ほど
- 検査は午前中のみ
- 駅近
といった特徴がありました。
web予約できるし、駅から近く通いやすいのが良かった。
何より女性医師なので、安心感があるし信頼して色々お話できるのがよかったなと思ってます。
パートナーとは「2人の問題として共有する」ことが大事
夫はブライダルチェックで問題がなかったため通院は私だけでしたが、
不妊治療はどうしても女性側の負担が大きくなると感じました。
通院、検査、スケジュール調整など、
生活の動きは私のほうに偏りやすいため、
「これは2人の問題として進めている」という意識を共有することを大事にしていました。
そのため、
- 診察で言われたこと
- 次の通院予定
- 検査の進み方
などはその都度共有していました。
夫にも当事者意識を持ってもらうことで、妊活を進めやすいと思います。
終わりに
タイミング法を3周期続けてみて、検査や通院の流れにも少しずつ慣れ、
「不妊治療ってこういう感じなんだ」と実感できた3ヶ月でした。
やってみる前は、もっと大がかりなものなのかなと思っていましたが、
検査を進めながら、排卵に合わせてタイミングを教えてもらう感じ。
病院で診てもらうことで自分の体の状態やタイミングがわかり、不安が少し減ってよかったです。
でも、体に問題がなさすぎて、なんでー?って思う今日この頃…
これからタイミング法を始める方や、
同じように治療を続けている方にとって、
私の経験が少しでも参考になればうれしいです。
不妊治療は人それぞれ進み方もペースも違いますが、
自分の体や生活に合わせて無理なく続けられる道が見つかりますように。


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