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【体験談】休職までの流れと休職中のこと

kawapan○

現在休職中のかわぱん○です。

現職では社内SEを3年やっています。

忙しさに波がある職場だったのですが、

最近は忙しい日々が続き

それがストレスとなっていました。

心のSOSに気づかないふりを

していたところ、

ある日を境に仕事に行くことが

できなくなりました。

職場からの指示で

病院の診察を受けたところ、

適応障害と診断され休職に至りました。

心のSOSを察知し、

計画的に休職をする方も

いらっしゃいますが、

この記事では、

『急に心がポキっと折れてしまって

仕事に行けない。』

という、

私の体験談を書いていこうと思います。

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休職前の半年

今思うと、仕事に行けなくなるまでに

心のSOSが出ていました。

見て見ぬふりしてきた、SOS

私は、仕事に行けなくなる半年ほど前から、

何のために仕事をしているのか

わからなくなることがありました。

残業かつ家が遠いことによって、

家に帰るのは22時以降。

起きて仕事して寝るだけの平日。

お風呂に入る時間すら惜しいくらいに

疲れる期間が続きました。

わざと残業をする方もいらっしゃいますが、

私はとにかく定時で帰りたいタイプなので、

体力的にも精神的にもやられていました。

本当にきついときは体調不良

と言って休んだり、

時差出勤という名の遅刻をして

病まないように心がけて仕事をしてました。

そう心がけていても、

月曜日の朝、目が覚めた瞬間

「早く帰りたい…」と思ってました。

出勤はおろか、布団の中なのに。

3日間仕事に行けない

休職の2か月前に、

ついに連続3日間体調不良で休みました。

4日目は、気力で出社しました。

出社してからは

特に問題なく仕事をしたのですが、

3日間やらずに放置されていた仕事が

のしかかってきてしんどかったです。

上司から、休みが続いたことについて

「大丈夫か?」と質問されたのですが、

とにかく「大丈夫です。頑張ります。」

と言って、

残業が多い環境を変えなかったことを

後悔しています。

休職の流れ

最初に休みだしてから、

2週間ほどで休職することとなりました。

休む~心療内科予約

そしてある日から

仕事に行けなくなりました。

初日は金曜日だったのですが、

体の倦怠感がひどく起き上がれず、

そのまま休みました。

週があけて月曜日、

仕事に行く気持ちはあるのですが、

体調が悪くなり休みました。

火曜以降も同じです。

吐き気や腹痛、涙が出るなど

仕事に行こうとすると症状が出ました。

仕事のことを考えなければ元気なのですが。

休みだして4日目の水曜日に

上司から連絡が来て、

病院へいくように指示がありました。

注意していただきたいのが、

心療内科は予約を取ることが難しいです。

ある病院に連絡したところ、

4か月後まで空いてないとのこと…

驚きました。

受診できる心療内科を見つけるところから

苦労するかと思いますが、

休職する際には必ず必要になるところ

ですので、頑張りましょう!

私は翌々日に受診できる病院を

離れた駅に見つけたので、

そこを予約しました。

※余裕があれば、病院の口コミを

確認することをオススメします。

予約した時間に行っても

4時間待つだとか、

先生に暴言を吐かれたとか

わかりやすく口コミが悪いところは

避けた方が無難です。

心療内科受診

私が行った病院では、

カウンセリング→先生

という流れで診察を行いました。

話すことが苦手でも大丈夫です!

いろんな角度から優しく質問を

してくださり、情報を引き出してくれます。

最終的に「適応障害」と診断されました。

適応障害とは…

生活の中で生じる日常的なストレスに
うまく対処することができず、
抑うつや不安感などの精神症状や
行動面に変化が現れ、
生活に支障をきたす病気のこと。


適応障害の主な治療法は、「休職」です。

ストレスの原因から離れることで

症状が回復するため、

仕事に原因がある場合は

休職が最善とされます。

薬の処方も選択肢として勧められましたが、

依存性が強い印象があるため断りました。

私は毎日、出勤しようという

意思はあるものの出勤できずに

苦しんでいました。

毎日出勤するかしないかで苦しまないことが

最善と思い、休職をすることを決めました。

会社には相談しなくていいの?

と思うかもしれませんが、

1週間も休んでいたら

休職は視野に入っているので

心配ありません。

休職を決断したら、

大切なのは診断書を書いてもらうことです。

診察とは別に3000円ほど

お金がかかりますが、

会社に休職願を提出する際に

必ず必要になります。

私が通っている病院では、

毎月1回の通院時に休職が必要か

判断する方針のため、

診断書の休職期間は1ヶ月間しか

記載してくれませんでした。

病院によっては、

3か月など長めの期間で

診断書を書いてくれるところもあります。

病院を出たら、

診断結果を上司に報告しました。

急に休職になってしまい

申し訳ないと思いましたが、

もう後戻りはできないので

職場のことは任せてしまいましょう。

本社への報告(休職の手続き)

上司から本社へ休職をしたい旨を

連絡してもらいます。

その結果、診断書の提出と

各種手続きのために、

本社への出社を求められました。

本心はとっても行きたくなかったのですが、

2時間の出社するだけで

休職できるので頑張りました!

もちろん郵送で対応してくれる

会社もあります。

休職の理由と、休職中の傷病手当金のこと、

復職時の手続きについて話しました。

診断書と休職届を提出し、

手続きは完了です。

社長に

「ずっと気を張って頑張ってきたんだね。」

と言われ泣きそうになりました。

後悔ポイント

私は約8カ月の休職期間を経て、

退職することに決めました。

「休職に入る時にこうすればよかった」

と、後悔していることが1つ。

有給を使い切ってから、休職入ればよかった

休職中に退職する場合、

有給を消化しての退職はできないと言われました…

その為、休職に入る時に

もう復職はないな。と少しでも思っている方は

有給を使い切ってから、休職に入ってください!!!

私は有給が8日残っていたので…

めちゃめちゃ後悔してます 涙

休職中のこと

会社からの連絡

休職手続き完了後、

上司から近況確認のため

連絡していいかを聞かれました。

「週2日LINEか電話をしてもいい?」

これは気持ちが休まらないですよね。

丁重にお断りしました。

ただし、会社として

休職中の社員は気になると思いますので、

月に1度は必ず連絡が来ると思います。

お金について

休職中は働いていないため、

当然会社からのお給料はありません。

ただし、健康保険組合から

傷病手当金をもらうことができます。

これは今のお給料の2/3程度を

受け取ることができるものです。

  • 受け取るお金は非課税
  • 支給期間は最大1年6か月
  • 毎月申請書の提出が必要
  • 申請書を提出してからお金が振り込まれるまで2か月ほどかかる

※私は1社目の時にも

同じ適応障害で休職しました。

その時も傷病手当金を受給しています。

ただしそれから3年経過しているため、

1回目と別要因で適応障害が

発症したとみなされ、

支給期間は最大1年6か月となります。

(「1年6か月-前回受給期間」とはならない)

注意!

今まで給料から天引きされていた

社会保険料などは、

引き続き会社が納めます。

そのため、会社へそのお金を

振り込む必要あります。

手元に残るお金は計算しておくと

安心です。

休職中のお金については以下の記事を参照👇

過ごし方

とにかく仕事のことを忘れて、

ゆっくりしています。

老後のような感じで、本を読んで、

散歩して、自炊して。

毎日あっという間に過ぎていきます。

メンタル不調には、

規則正しい生活と適度な運動がいい

とされているため、

それを意識して生活をしています。

復職や転職のことを考える必要が

ありますが、

心が重くなるため今はできていません。

また、現実逃避かもしれませんが、

私はこれを機に、

ずっと気になっていたブログを始めました。

今後の選択肢の1つになるかもしれません。

1回目の休職のときは、

何をしていたのか

あまり覚えていないんです。

節約や投資の勉強と

転職活動をしていたことくらい。

ブログやTwitterを通じて、

自分が何をしていたのか残すことも

できるかなーと思っています。

まとめ

休職中の私の体験談をご紹介しました。

職場では平気でふるまっていたけれど、

気づかない間にストレスを溜め込んで、

急に大爆発してしまい、

会社からすると迷惑ですよね。

一番いいのは、

事前に病院へ行って診断書をもらい、

その後計画的に休職を進めるという方法。

ただ、私と同じように

ある日突然仕事へ行けなくなる方は

一定数いると思います。

体験談の一つとして、

今後どうしたらいいのか

考えるヒントになればと思います。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

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