今まで私はdocomoのファミ割を利用して、かなりお得にスマホを使っていました。
正直、通信品質にも不満はなく、「このままずっとこのプランでいいかな」と思っていたくらいです。
でもある日、思わぬ事態が。
親の機種変のタイミングでプランの変更が必要に
その影響が私にも……!
「これを機に格安SIMも検討してみようかな」と思い立ち、
たどり着いたのが 日本通信SIM でした。
この記事では、私がdocomoから日本通信SIMに乗り換えた体験を
・どうやって手続きを進めたか
・実際使ってみてどうか
・月々どれくらいお得になったか
といったリアルな視点でお伝えしていきます!
私が使っていたプラン
乗り換え前に使っていたのは、docomo!
今は申し込めない、いにしえのプランです
大手キャリアですが、安く使えていたので、6年くらいそのままにしてました
月額: 980円で利用していました
契約内容はこんな感じです
- データプラン: シェアパック15(家族全体で15GBを分け合う)
子回線は 月額550円 - 基本プラン: シンプルプラン
月額:980円(税抜) - 割引: docomo with
対象端末なら、月額1,500円引きがずっと続く
ファミ割なので、家族間の電話は無料です
親とは離れて暮らしていましたが、たまに電話した時に、
時間を気にせずに電話できたのはよかったなぁ
日本通信SIMって?
数ある格安SIMの中から、私が選んだのは 日本通信SIM。
「正直、あまり聞いたことないかも…?」という人もいるかもしれませんが、調べてみるとしっかりとしたサービスを提供している会社でした。
● 日本通信SIMってどんな会社?
- **MVNO(仮想移動体通信事業者)**と呼ばれる格安SIMの一つで、
- docomoの回線を借りてサービスを提供しています
実は、日本通信は日本で最初にMVNOとしてサービスを始めた会社なんです!
あまり目立たないけど、業界では意外と“ベテラン”の存在なんですよ
● 代表的な料金プラン「合理的シンプル290プラン」
私が特に魅力を感じたのが、日本通信SIMの中でも人気の「合理的シンプル290プラン」。
- 基本料金:月額290円(データ1GB)
- データ追加:1GBごとに+220円
- **通話は30秒11円** 半額で使える
- かけ放題なども後から追加OK(1回70分/月で+390円)
データをあまり使わない私にとっては、最小限のコストで使えるというのが大きな魅力✨
Wi-Fi中心の人や、通信費をぐっと抑えたい人にはかなり相性が良いプランです!
● 他の格安SIMと比較して、ここに惹かれた!
最初はIIJmio、メルカリモバイルなども検討していました。
それぞれ魅力的なプランはあるのですが、日本通信SIMを選んだ理由は次の3つです:
- 最低料金が圧倒的に安い
290円スタートは本当に強い! - 追加料金の計算がシンプルでわかりやすい
1GB単位!
また、もう1つ上のプランも魅力的
最初使ってみて、ギガが足りなければ、プラン変更を検討しようかな
- データ量:20GB
- 通話:月70分の無料
- 月額:1,390円
乗り換え前に確認したこと・準備したこと
日本通信SIMへの乗り換えはネットで完結できますが、いくつか事前にやっておくべきこと・確認しておくとスムーズなことがあります。
私が実際に準備したのは、以下の3つです。
● SIMロック解除
私の機種は少し古めだったので、解除の手続きを行いました
My docomoから無料で解除可能なので、先に済ませておくと安心です。
※docomoで2021年8月以降に発売された機種は、原則として最初からSIMフリーになっているとのこと。
● MNP予約番号は不要!「ワンストップ方式」で手続き完了
今回の乗り換えでは、MNP予約番号の取得は不要でした。
というのも、日本通信SIMでは**「ワンストップ方式」**と呼ばれる仕組みを導入しており、乗り換え先が旧回線事業者(今回ならdocomo)に代わって番号引き継ぎの手続きをしてくれるからです。
●初期費用の節約のために…
日本通信simの契約には、初期費用3,300円がかかります
キャンペーンなどもやってないので、これは削ることのできない費用…
と、思いきや!
少し面倒ですが、節約できます!
それは、「スターターキットを買うこと!」

スターターキットの購入 = 初期費用の支払い
スターターキットを安く買えれば、その分節約できます
スターターキットの中に、コードが入っているので、それを使って申し込みに進みます
時間に余裕がある方は、やってみてください
- スターターキット購入
- 2日後:発送
- 5日後:到着
● キャリアメールが使えなくなるため、Gmailに移行
もうひとつ事前に確認しておいてよかったのが、docomoのキャリアメール(@docomo.ne.jp)が使えなくなること。
私は長年このアドレスを使っていたので、
- アカウント登録していたサービスの変更
- メールのバックアップ
などを考えて、Gmailへの移行を乗り換え前に済ませておきました。
最近はLINEやSNSが中心で、メールを使う機会が減っている人も多いと思いますが、登録用メールアドレスがキャリアメールのままの方は要チェックです!
● 乗り換えたい日から、逆算して手続きする
私が実際に手続きして気づいたことのひとつが、**「乗り換えたい日から逆算して申し込む」**ということの大切さです。
というのも、日本通信SIMでは、
SIMカードが届いて開通手続きを行った日=前の契約が解約される日になります。
たとえば、
- 平日に受け取れない場合
- 土日を挟む場合
- 開通手続きをすぐにできない状況
などがあると、思っていた日程からずれることも。
そのため、以下のようにスケジュールを逆算して動くのが安心です。

私のスマホは、物理SIMのみ対応
eSIMだと、SIMの配送を待つ時間がいらないのでいいなぁ
✔ 乗り換えまでのスケジュールイメージ
- 日本通信SIMに申し込む(できれば乗り換えたい日の1週間前くらい)
マイナンバーを使うと手続きが早い
スターターキットを購入するのであれば、更に1週間前から動く! - SIMカードが自宅に届く(通常2〜3日)
- 自分の都合に合わせて、乗り換えたい日に開通手続きをする
私は実際に「この日から日本通信SIMに切り替えたい」と決めていたので、その日を基準にして申し込みのタイミングを調整しました!
実際の乗り換え手順と流れ
申し込みから開通まで、すべて自宅で完結できたのはとても楽でした。
ここでは、私が実際に体験した流れと気づきポイントをご紹介します。
● 申し込みからSIM到着までは5日
私は日曜日の夜に申し込みを完了しました。
申込〜配達までの流れはこんな感じでした:
- 【1日目】夜:アプリで申し込み完了
- 【3日目】夜:発送完了のメールが届く
群馬からの発送 - 【5日目】夜:SIMカードが到着(ヤマト 宅急便)
北海道だったので、SIMが来るまで時間がかかるのではと思ってましたが、すぐに届きました!
休日でも配送してくれる方法で送ってくれて助かりました。
● 開通作業の流れ(やることは3ステップ)
開通作業に入る前に、ひとつ重要な準備があります。
それは、dアカウントのID(ログイン用メールアドレス)を、docomoのキャリアメールから変更しておくこと。
というのも、乗り換えると**@docomo.ne.jpのメールアドレスが使えなくなる**ため、そのままにしておくとdアカウントにログインできなくなる可能性があります。
私は事前に、dアカウントのIDをGmailに変更しておいたことで、
- dポイント
- d払い
などのサービスも、docomoを解約後も問題なく継続して使えました!
docomoの回線契約がなくなっても、dアカウント自体は維持できます。なので、「dポイントを使い切ってから…」ではなく、乗り換え後も使いたい人はアカウントのメールアドレス変更を忘れずに!
✅ ステップ①:MNP転入の手続きを行う
日本通信SIMの**「マイページ」からMNP開通手続き**を行います。
ログインして「MNP開通」を選び、数クリックで完了。
この手続きをした瞬間に、前の回線(docomo)が解約されます。
私の場合は、手続きしてから数分で回線が切り替わりました。
※時間帯によって、時間差あり
✅ ステップ②:SIMカードをスマホに挿入
スマホの電源を切り、docomoのSIMカードを抜いて、日本通信のSIMカードに差し替えます。
✅ ステップ③:APN(ネットワーク)設定をする
SIMを挿しただけではネットが使えないため、**APN設定(プロファイル設定)**が必要です。
- iPhoneの場合 → 日本通信の公式サイトから構成プロファイルをダウンロード&インストールするだけ
- Androidの場合 → 「モバイルネットワーク」設定画面から手動でAPN情報を入力
(設定内容はSIMに同封されている紙、または公式サイトで確認できます)
設定は5分もかからず終わりました。
使ってみてどうだった?(通信速度・使い勝手など)
乗り換え後、「本当にこの価格でちゃんと使えるの?」と少し不安もありましたが、実際に使ってみての感想は――
**「普通に快適!これで月290円〜なら大満足」**でした。
● 通信速度は?→ 私の使い方ではまったく問題なし
正直、格安SIMって「お昼休みは遅い」とか「動画は止まりがち」みたいなイメージがありました。
でも実際には、
- SNS(X、Instagram)→ サクサク
- LINEやメール → まったく問題なし
- YouTube(720p)→ 時々読み込みがあるけど、止まるほどではない
- Googleマップ → 開くのに若干時間がかかることもあるが実用レベル
という感じで、私のように主にWi-Fi環境で使っていて、モバイル通信は軽めの用途という人なら、まったく不満は感じませんでした。
● 通話品質は?→ 問題なく通話できた
通話中の音質は特に違和感なし
普通のdocomo時代と変わらない印象でした
● 290円プランで大丈夫だった?→ 私の使い方にはぴったり!
最初は「本当に1GBで足りるかな?」と少し不安もありましたが…
- 自宅にいるので、ほぼWi-Fi
- 通信はSNS・LINE・地図アプリくらい
- 動画やゲームは外でほとんどしない
という使い方なら、1GBで余ることもあるくらいでした。
必要なときは1GB単位で追加できるのも安心材料です。
● 正直、ちょっと気になったこともある
全体的には満足していますが、使ってみて「ここは少し気になるかも…」と感じた点もありました。
今月のデータ使用量の確認がしにくい
→ マイページからの確認が必要で、毎回2段階認証が必要なのが少し面倒
文字だけの表示なので、わかりにくいですが、毎日確認するわけではないので…
全体としては価格とサービス内容を考えると満足ですが、人によってはこのあたりが気になるポイントかもしれません。
とはいえ、私の使い方では「知っていれば納得できる範囲」だったので、これらを理解した上で選ぶと後悔しないと思います。
月々のスマホ代はいくら安くなった?
もともと私はdocomoの中でも比較的安いプランを使っていたのですが、それでも日本通信SIMに変えたことで、さらに節約につながりました。
● 乗り換え前(docomo時代)
- プラン内容:シェアパック15+シンプルプラン+docomo with
4人で15GB(私は1-3GB使ってました) - 月額料金:約980円
家族でシェアパックを利用し、割引もあったため、かなり抑えられていると思います
● 乗り換え後(日本通信SIM)
- プラン:合理的シンプル290プラン
1GB - 月額料金:290円
✔ 月々の差額は約700円
項目 | 乗り換え前(docomo) | 乗り換え後(日本通信SIM) |
---|---|---|
月額 | 約980円 | 約290円 |
差額 | — | ▲約690円 |
● 年間での節約額は約8,000円以上
月にすると数百円の違いでも、1年で見ると約8,000円の節約に。
たとえばこの金額でできることは…
- スタバのカフェラテ → 毎月1〜2杯分
- Kindle本 → 10冊前後購入できる
- サブスク → Netflixベーシックプラン半年分
- ヘアケア・美容アイテムのちょっといいやつが買える
何より、「今後、docomoで同じ料金を維持できない」という状況だったので、確実に安く・シンプルに維持できる日本通信SIMへの移行は、タイミングとしてもちょうど良かったと感じています。
まとめ:私にとって乗り換えは正解だった
docomoから日本通信SIMへの乗り換えは、結果的に「正解だったな」と心から思える選択になりました。
- 月々のスマホ代がさらに節約できた
- サービス面でも特に不満はなく、快適に使えている
- 契約や設定も思っていたよりスムーズだった
もともとdocomo withで安く使えていましたが、その恩恵が受けられなくなるタイミングだったからこそ、「安さ+使いやすさ」を両立できる格安SIMへの移行がぴったりでした。
もちろん、使い方によっては向き・不向きがありますが、
**「基本Wi-Fi中心」「通話もあまりしない」人には、むしろ合ってるんじゃないかな?**と思いました。
- 月額料金をとにかく抑えたい
- 必要な分だけ、シンプルに使いたい
- docomo回線で安心したい(エリアや安定性重視)
- サブ回線やセカンドスマホとしても検討中
これから乗り換えを考えている方の参考になればうれしいです。
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