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【体験談】大学院生のお金事情

kawapan○

私たちは大学院生👨×社会人👩(私)の夫婦です。

大学院生の間に交際→結婚しました。

大学院生と結婚するにあたり

気になるのはお金のこと。

大学院生でも人によっては収入がある

ということをご存知ですか?

(私の父は何回言っても忘れるので、

私が養っていると誤解したまま(笑))

大学院生のお金事情について

知られていないことが多いと思うので

夫にインタビューしつつ、まとめてみようと思います

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前提

夫の体験談をベースに記事を作成しているため

全ての大学院生に当てはまる話ではないことをご承知おきください

夫

理系大学院生

博士課程3年(修了確定)

博士と呼ぶと喜ぶ

修士課程(Master)

大学院は修士課程と博士課程に分かれています

修士課程は2年あります。

修士課程のはじめの頃は

アルバイト以外での収入源の確保のために

情報収集や書類作成を頑張っていました

No収入源月収
1奨学金約5万
2卓越大学院プログラム約17万
3リサーチアシスタント約10万

収入源①:奨学金 約5万

奨学金には2種類あります。

夫は給付型の奨学金を貰っていました

  • 給付型
    返済不要
  • 貸与型
    返済が必要

給付型

夫は出身地の企業がやっている

給付型奨学金を利用していました

書類審査だけでなく、面接も行ってから

合否が決まります

貸与型(返済免除になることも)

夫の場合は

日本学生支援機構(JASSO)で

給付型奨学金の結果が出るまで借りていました

 

また、優秀な人は返済が免除になる制度があります!

※学科に1人
 大学によって異なる場合があるので要確認

終盤に対象者が決まるので

使う予定がなくても、免除になったらラッキーと

とりあえず借りる人もいるらしいです

収入源②:卓越 約17万

『卓越大学院プログラム』というもの

各大学独自の給付金制度です

詳しくは通っている学校の情報をチェック!

修士課程1年の9月頃に始まりました。

夫曰く、この申請書を書くのが

死ぬほどめんどくさかったとのこと。

夫

博士課程に進むか迷っていたけど

これに合格したので

進学することにした!

博士課程でもお金をもらえます。

収入源③:リサーチアシスタント 約10万

大学の学部生の時

授業の手伝いをするアルバイト

『ティーチングアシスタント(TA)』

というのがありましたよね?

これの大学院生バージョンです

言い方が変わって『リサーチアシスタント(RA)』と呼ばれます。

研究プロジェクトなどに参加して、お給料をもらいます

博士課程(Doctor)

博士課程は3年あります。

No収入源月収
1日本学術振興会
特別研究員制度
約20万
2卓越大学院プログラム約18万
3リサーチアシスタント約10万
4インターン会社による

収入源①:学振 約20万

日本学術振興会の「特別研究員制度」のこと。

生活費だけでなく、研究費も貰うことができます。

また、採択率20%なので

研究者のステータスにもなります。

修士課程2年の5月に申請し、

9~10月に合格発表がありました。

夫

この申請書を書くのが死ぬほどめんどくさい!

お金のために頑張った!!

夫は優秀(自称)だったため

博士課程1年目からもらい始めましたが、

2年や3年目でやっと貰える人や、

最終的に貰えない人もいるそう。

夫

毎回申請書を書いて応募しなきゃなので

1回で受かってよかった!

申請書を書く時は、

大上雅史さんの資料が参考になる

収入源②:卓越 約18万

修士の時に出てきたものと同じ

金額は+1万円に!

ただし、上述した『学振』と『卓越』の併用はできません。

夫は『学振』に合格したため、

途中から『卓越→学振』に切り替わりました。

収入源③:リサーチアシスタント 約10万

修士の時に出てきたものと同じ。

研究プロジェクトなどに参加して、お給料をもらいます。

収入源④:インターン

夫は大学院修了後、就職することを選びました

就活の一環として、

企業のインターンに参加して給与を貰っていました

学業と両立しながらやっていたので

とても忙しそうでしたが

社会人の私より高い月給ににんまりしてました(笑)

夫

給料水準は会社による

2ヶ月間週2~3で勤務をして、

月約30万円をいただきました

ちょうど結婚した時期に近かったので、

婚約・結婚指輪はこのお金から出したみたいです

余談(結婚してからの授業料)

私たちは、博士課程2年目に結婚しました

成績が優秀(自称)だったため、

授業料が全額免除だった夫。

しかし!

授業料免除の審査は世帯収入で行われるため、

結婚すると「夫+私」の2人の収入で審査されることに。

その結果、授業料免除はなしになってしまい、

全額払わないといけなくなりました!

前期・後期で約55万って大きいですよね!?

私たちは、生活費を完全に割勘しており財布は別です

また結婚したからといって、

経済的に余裕ができたわけじゃありません

これって本当に謎ですよね。

結局、授業料を払う余裕はなく

夫の両親からお金を借りることになりました

社会人になったので、返済中。

まとめ

大学院生はただの学生じゃない!

学生でも安定した収入を得ることができます!

色々な制度を活用しているんですね。

経済的な不安がないからこそ

夫が学生の間に「交際→結婚」をすることができました

大学院生の人との交際や結婚に不安感がある方や

大学院生に進学する上でお金の不安がある方に

参考になれば嬉しいです

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