私は、適応障害のため
8カ月の休職を経て退職しました
退職後も休養を続ける予定です
休みたいのに、退職後にはやらなければならないことがあります
それは、社会保険関係の手続きです
しかも、期限付き。
誰も教えてくれないけど、やらなければトラブルになります
この記事では、引き続き休養する人向けに
退職後やるべきことをまとめました
是非、参考になれば嬉しいです
一覧
退職後14日以内
- 国民年金
- 健康保険
会社に申請しないともらえない場合もあるようなので
退職手続きの際に言っておきましょう
- 離職票
- 社会保険資格喪失証明書
『社会保険資格喪失証明書』は、自動的に貰えるものだと思って、
会社に何も言わなかったら貰うことができませんでした
扶養家族がいらっしゃる方は、
手続きのために必要になりますので
『社会保険資格喪失証明書』
を必ず貰ってください
※1人の場合は、離職票のみで手続きできましたが
いつ来るかわからないのでストレスでした
離職票は届くまでに時間がかかります
私の場合、退職後10日で郵送されてきました
気長に待ちましょう
国民年金の切替

退職すると、厚生年金から国民年金になります
この切り替え手続きが必要です。(自動でやってほしい)
退職してから14日以内に手続きしましょう
必要なもの
- マイナンバー及び身元確認書類
- 基礎年金番号のわかるもの
(基礎年金番号通知書、年金手帳等)
退職者の場合は以下の書類も必要です。
退職日または厚生年金の資格喪失日を証明できる書類
(次のいずれか)
- 社会保険資格喪失証明書
- 離職票(職業安定所に提出する前に)
- 退職証明書
- 源泉徴収票(退職日が記載されているもの)
マイナポータルで申請できる
マイナンバーをお持ちの方は、
マイナポータルから電子申請することができます。
役所に行くのがめんどくさい、待ち時間が苦手なのでありがたい
私はこれで手続きしました
マイナンバーとスマホがあればできたので、簡単でした。
ただし、税金のことは煩雑に(わざと?)書いている印象なので
わからないことが出てきても、ネットで調べないといけないので少し大変でした
窓口での手続きは、その場で聞けるのがメリットかもしれません
免除・猶予申請をする
退職して、失業している人は
『国民年金の退職による免除特例』というものを使えます
世帯の収入によって、免除される金額は異なりますが
1人世帯であれば、全額免除されます
こちらもマイナポータルから手続きできました
免除のために必要な書類は、
写真をアップロードすればいいのでとても楽ちんでした
【注意】企業型確定拠出型年金
退職した会社で企業型確定拠出型年金に
加入していた方は、iDeCoに移管する必要があります。
通常は、退職してから6ヶ月以内に手続きをすればいいのですが、
国民年金の免除申請をする方は、事情が異なるため注意!
国民年金が免除の人(支払いをしていない人)は、
iDeCoに加入できなくなるからです。
その為、iDeCoへの移管手続き→国民年金の免除申請
という流れでやることをオススメします
免除申請は、退職した日にさかのぼって申請できるので
iDeCoを先にやりましょう
【注意】iDeCoをしている人
国民年金が免除されている月は
iDeCoへお金を拠出することができません。
その為、早めに「加入者資格喪失届」を運営管理機関に提出しましょう。
気づかず休止の手続きをとらないと、
拠出したお金は返金され、更に還付手数料がかかってしまいます
健康保険の手続き
健康保険には3つの選択肢があります。
ご家庭によってベストな選択をしてください

必要なもの
マイナンバーなどの身分証明書
社会保険などの資格の喪失日を証明する書類(いずれか1つ)
- 社会保険資格喪失証明書
- 退職証明書
- 離職票
- 源泉徴収票(退職日記載のされているもの)
国民健康保険
役所の窓口で手続きをします
保険証の受け取りに時間がかかる(後日郵送)かと思ったのですが、
その場で貰うことができました
次の通院に間に合ったのでよかったです。
減免申請は失業手当を貰う時に
国民健康保険も減免申請をすることが可能です。
会社都合の退職であれば、
失業したという理由ですぐに申請することができます。
体調不良での退職の場合は、
自己都合退職になることが多いのではないでしょうか。
その場合、ハローワークで特定の離職者コードがもらえれば、減免申請を行うことができます。
ただし、この離職者コードを貰うのは、
体調が回復した後、失業手当の申請を行う時になります。
現状は、決まった金額を払うしかありません。
減免申請が通れば、
退職した翌日の月までさかのぼって、
保険料の減免を受けることができるので、しばらくの辛抱です…
【メモ】
減免申請ができる雇用保険受給資格者証の離職理由コード
- 23、33、34
任意継続
前職で入っていた健康保険組合で任意継続の手続きをします
扶養家族がいる方は、これを選ぶのがベストです
手続き方法は、
「前職で入っていた健康保険組合+任意継続」
で検索してみてください
保険料は、会社が負担してくれていた分を自分で支払うため
今まで払ってきた金額の2倍になります
保険料は2年変わりません。
最大2年間加入することができ、
好きなタイミングで抜けることもできます
※国民健康保険と違って、減免はないのでご注意ください
扶養に入る
家族の会社で手続きを行います
傷病手当金を貰っている方は、
金額によって扶養に入ることができないため、ご注意ください
傷病手当金が次の金額より少ない人
日額3,562円
※計算式
130万円(社会保険の壁)÷365日(1年)=日額3,562円
私は、受け取っている傷病手当金が
日額3,562円よりも多かったため、
国民健康保険に加入しました。
退職金の請求
私の会社は、中退共(中小企業退職金共済)の制度を利用していたようで、
勤続年数3年でも退職金を受けることができました
住民票や銀行口座のコピーなどの書類を添付して
申込を行いました。
私は社会保険資格喪失証明書を貰い忘れたため、
離職票が届くまで何もできなかったので
これを一番最初にやりました。
1ヶ月ほどで入金されました。
退職後は、お金の不安が大きいので嬉しいです
離職票が届くのを待つ
私は退職後10日で、離職票が届きました
一般的には、離職票を受け取ったらハローワークで手続きをしますが
退職後も休養するため、すぐの手続きは不要になります
休養する
必要な手続きはひと段落。
引き続き、休養をしましょう
通院の際は、いつも通り傷病手当金の書類を書いてもらいましょう
【退職後30日以降】「失業手当の受給期間延長」手続き
ハローワークで「失業保険の受給期間延長」手続きをします
通常、退職後1年の間で失業保険を受けられますが、
体調不良によりすぐに働けない場合には
期間を延長することができます

ハローワークに行かなくても手続きできます
- 電話で書類の取り寄せ
- 郵送で提出
失業保険の受給期間延長とは
「失業手当を貰える期間が延びる」のではなく、
「働ける状態になるまで受給を保留するもの」
必要なもの
必要な書類の中には、医師の証明書が必要です
- 受給期間延長申請書
(ハローワークで貰えるもの) - 離職票-2
(会社から受け取ったもの) - 延長理由を証明する書類
(医師の証明書など)
通院前にハローワークへ行ったところ
医師の証明書は
傷病手当金申請書のコピーでOKと言われました
管轄のハローワークに確認してみてください!
また提出は郵送でOKだったので、ありがたかったです
私は1月退職なので、
ちょっとイレギュラーな感じでした
失業手当の延長手続きについて
— かわぱん○ ブログ1年目🔰 (@kawapanblog) March 15, 2023
聞きにハローワークへ
1月末退職だと、2月が28日しかないせいで、退職後30日以上働けなかった証明には、3/2まで含んでいないといけないみたい。傷病手当の書類を提出しようと思ってたから、ちょっと面倒だな~
確定申告(必要があれば)
12月以外に退社された方は、
会社から受け取った源泉徴収票を元に確定申告をしましょう
私は2023年1月に退職したため、
2022年度分の確定申告は不要(年末調整済)ですが
2023年度分は自分で確定申告する必要があります。
マイナンバーがあれば、
スマホで確定申告ができるため簡単ですよ
体調が回復したらハローワークへ
体調が回復したらハローワークで
失業保険の受給の手続きをしましょう
私はいつになるかわかりませんが、
2023年の4月には社会復帰(?)したいと思っています
皆さん、マイペースに休養しましょう
まとめ
退職後はやることがたくさん
サポートがあればいいのですが、ないですよね
前社でも特に案内がなかったです
適応障害で休養中の私ですら大変なのに
もっと大変な病気の方は、気力がもたないのでは
と思いました。
少しでも手続きが楽になればと考え
この記事を作成しました
少し面倒ですが手続きして
ゆっくり休養しましょう
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